初々75

彼女が専門学校に通っていた頃、所属していたテニスの部活動で毎年夏休み恒例のの合宿があった。合宿先では女子マネージャーは1階の大部屋に泊まり、男子は2階の大部屋に泊まることになった。その日も例年通り一日中練習し部屋に戻る。部活動もサークル的なノリなので、和気藹々と楽しんでいたが、この合宿で一番の楽しみなのは夜にこっそり行うテニス部恒例の飲み会。しかも、今回は顧問の先生の奥さんが、いつ出産してもおかしくない状況だから、夜には病院に向かうと言い出した。18~20才頃の男女を残して立ち去る顧問もどうかと思ったが、皆口々におめでとう!先生!と祝福していた。多分内心は間違いなくラッキーと喜んでいたと思う。ちなみに副顧問は爺さんで、正直なんの権限も無いし、寝るのも相当早い。顧問の先生が病院に向かったのを確認し、酒つまみの買出しも終了。例年以上の開放感と安心感に皆酒のペースをどんどん早めていった。最初は男子だけで盛り上がっていたが、途中から女子マネ達も参加し、さらにテンションが上がっていった風呂上りの女子マネ達といちゃいちゃとゲームしたり短パンから、チラチラ覗くパンツを凝視したり楽しく時間は過ぎていった。所々につぶれて寝始める奴が出てきた。彼女が気になっているちょっと不良っぽい?Kくんとマネージャーが部屋の隅で仲良さげに話していた。そういえば、そのKくんはそのマネージャーのことを、結構気に入ってたなーとか思いながら私は他の友達と飲んでいた。そのうち夜も更け、明け方近くになっていたので、さすがに彼女も眠ろうと布団に入った。しばらくすると、ペチャピチャッと音がした。音のする方を見てみると部屋の隅の布団がもぞもぞと動いてる!そういえばKくんが自分の寝床に帰ったのを見てない。もしかしてあの中でもキスでもしてるのか疑ったが、まさかこんなところでと思いながらも、もぞもぞ動く布団から目が放せなかった。すると「んっ!」と女の喘ぎ声が聞こえた。布団から上半身裸のKくんもちらちらと見える。多分あの布団の中で何をしているのかは察した。彼女は布団にもぐり込み、先ほどの光景を思い出しながらオナニーしてしまったそうだ。自分の好きな人が、エッチしている光景を見てしまったことにショックを受けながらも、その思いとは裏腹に興奮してしまった。今思うと、悲しいのと恥ずかしい感情が入り混じった良い思い出とのこと。

番号
siro-257
番号前缀
SIRO
发行日期
2010-08-02
系列
初々
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