暮れ。久方ぶりにまとまった休暇を得る事が出来た青年ダイスケは、たまには女房に里帰りをさせてやらないとと思い、遠路はるばる列車に揺られ、女房とふたり、のどかな山村を訪れた。女房の実家へと到着すると、女房の母親かおりさんが、相も変わらずお美しい笑顔で、優しく迎えてくれた。「よく帰ってきてくれたねホント…」「ダイスケさんも遠慮しないでくつろいでいってくださいね…」楽しげに笑う女房と義母の姿を眺めながら、ダイスケは、ふと、下腹部にアツいモノがこみあげてくるのを感じた。
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